世間ではプログラミングを小学校の必修にしようなどと少しザワついてますね。
反対という訳ではないのですが、必修化した事でプログラミング嫌いの人は間違いなく増えるので少し不安ですね!
何より先生達が大変苦労しそうです。私は高校の時に勉強したので個人的には小学校の必修にして欲しかったですw
今回は今プログラミングを始めるなら何から始めるのがベターかまとめていきます。
あくまでベターです。したい事によって使う言語などが違うのでベストはありません。
何がやりたいか
一番重要です。プログラミングは目的ではなくて、何かを達成する為の過程に過ぎないので、これがないとなんでプログラミングをしているか分からなくなります。
目的といっても、
- プログラミングをすることが好き
- 誰かに教えたいからプログラミングをする
- プログラミングの論文を書かないといけなくなった
- 知識としてプログラミングを覚えたい
といった少し変わった理由でも目的は目的です。私はゲーム作りやWebでちょこっといじる時にプログラミングをしています。
したい事によって覚えるべき言語が違うので、紹介していきます。
Webサイトを作りたい
Webサイトを作るには今は便利なサービスが沢山あるので、作るだけなら簡単に出来ます。
例えば、wix.com。ここでは無料で自前のWebサイトをプログラミングなどの知識不要で作る事が出来ます。
簡単にWebサイトを作りたいって人はこういったものを探してみるとイイと思います。
では本題、Webサイト作成に必要な言語を紹介していきます。
HTML(Hyper Text Markup Language)
Webサイトを作るなら絶対に必要な言語です。厳密にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語といいます。
HTMLでは、文書の構造を定義するために記述します。
例えば、今見てるこの記事のタイトルや、段落、見出しなどは全てHTMLで書かれています。
HTMLに関する情報は、非常に多くのサイトが解説している他、入門書も多数出版されているので、これらを読み進めながら学んでいくとイイですね。
記述したことがほとんどそのまま画面に出てきてくれるので、見た目の変化を感じやすいです。
経験が浅い、もしくは経験がない場合は、見た目の変化がないと不安になる傾向が非常に強いのでそういった面でも初心者向けとしてお勧めです。
CSS(Cascading Style Sheets)
CSSはHTMLで書かれた文書等を装飾する言語です。これもプログラミング言語ではなくスタイルシート言語といいます。
例えばこのブログだと、ページの一番上に横並びのメニューがあって、記事の横に縦長のメニューがありますよね。
しかも、場所によって文字の大きさや太さ、背景色まで違います。これらは全てCSSというもので定義されており、その通りに文字や背景などを装飾してくれます。
HTMLとセットで覚えるものと言っても過言ではなく、入門書では大抵HTMLとCSSがセットになって解説されてます。サイトの場合はこの限りではないですが。
Javascript
これは正真正銘のプログラミング言語です。
この言語を使えば、サイト上で、画像ギャラリーを作れたり、検索機能を付ける、情報をタブでシンプルにまとめる、本のページを開くみたいな演出をするなど、様々な事が出来ます。
しようと思えばゲームを作る事だって出来ます。ジャンケンとかなら簡単に作れます。
比較的難易度の低いプログラミング言語の一つであり、使用者も多いため、情報量も多いです。書籍や解説サイトが豊富に存在するので、学習環境を作るのも簡単です。
他にも必須と言ってもいいぐらいの紹介したい言語はあるのですが、あくまでこの記事は未経験者向けに書いてる為、頭がパンクしないようにこの辺で止めておきます。
ゲームを作りたい
みんな大好きデジタルゲーム。一言で言うと根気が必要な事でもあります。
ゲームというのは、必要な画像やモデル、サウンド、ゲーム性、必要ならシナリオや世界観など全て必要な上、それらをプログラミングでまとめてゲームとしての形にして行くので、非常に開発が大変です。
簡単に頭の中で思い描いたことが出来るとは思わない方がいいです。
例えば、味方が勝手に付いて来て、自分を守るように攻撃するといったシチュエーション、どうやってプログラミングで実現するのかというと現実的な手法が浮かばないと思います。
これは経験を積めば分かるので心配ありません。必要なのは根気です。
今は、非常に高機能なゲームを作る環境が存在します。
数百万は軽くしそうなゲーム開発環境が無料で使えるぐらい(ビジネスはちゃんと成り立ってるので安心)になっており、プログラミングよりその環境の使い方を先に覚えたほうが効率がいいです。
そして、その環境で使えるプログラミング言語をついでに覚えていくってのがベターです。
Unity
世界中で有名なゲームの開発環境です。スマホゲームを起動した際にこのようなものを見た事があるでしょうか。

これは無料版Unityで作られたゲームです。見た事あれば嬉しいですね。
有料版ではこのような表記は出ませんが、「スマホゲーム unity製」と調べると結構出てきます。
大人気ゲーム「Fate/Grand Order」もUnity製ゲームの一つです。
このUnityは無料版でも制限が殆どなく、使い方さえ覚えて、どのようなゲームを作るか決まっていればハイクオリティなゲームを作ることが出来ます。
ですが、その際には当然プログラミングが必要です。
Unityで使われている言語はC#
なぜC#?とかC#が出来た経緯とかは割愛します。wikiで詳しく記載されているので参考にして下さい。
厳密にはJavascriptでも書くことが出来るのですが、Webで調べて出てくる情報のほとんどがC#で書かれた内容なので、C#を覚えた方が便利です。
プログラミングそのものに慣れて来ていればJavascriptだろうがC#だろうが勝手に脳内変換して読めますが、最初は絶対無理なのでC#に絞りましょう。
勉強開始時はちょっと難しいので学習するならば、Unity入門書とC#の入門書を一冊ずつ購入しておくといいと思います。
Unity入門書はあくまでUnityの手助けする参考書であり、C#を少しは書ける、もしくは他の言語でプログラミングをした経験がある人向けに書かれています。
Unity入門書だけだと、書き写したら動いたけど何がどうなってるのか全く分からないって事が確実に起きてしまうので二冊用意しておくべきでしょう。
目的はないが、とりあえずプログラミングを覚えたい
中にはいると思います。そういった人にもお勧めする言語はあります。
今の時代需要は減りつつありますが、まだまだ現役で、しかもプログラミングの基礎が詰まってる言語です。
C言語
超メジャー言語。需要こそ落ちてますがまだまだ現役です。他の言語はC言語に影響されたのも多いです。
どうやってプログラムが動いているのかが分かり易い言語となっており、他の言語では出来ない事がC言語だと実現可能という事が良くあります。
コンピュータにはメモリという概念がありますが、C言語ではこのメモリを直接操作する事が出来ます。先程紹介したC#では出来ません。
その反面、ちゃんとメモリの操作について理解しておかないと簡単にバグを生み出せてしまうので、注意してプログラミングする必要があります。
その分メモリに対する注意力などが高まるので結果的にプログラミングの基礎が付き易いという事となります。
まとめ
プログラミング言語といっても数百言語あり、その言語を使って開発出来る環境も数え切れない程あります。
その中で初学者向けの言語を紹介したので今始めるならこれらのどれかが良いと思います!
プログラミングを覚えておくとこれからの時代、看護師同様に職には困らないと思いますので是非勉強して技術を身に付けましょう。
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