Surfaceシリーズをイメージした非常に特徴的なマウスとなっています。
持ち手の部分は折り曲げて真っ直ぐに出来るようになっており、スマートフォンみたいに持ち歩けます。
Bluetoothで動作するので無駄なコードもなしで非常に持ちやすいです。
デザインもシンプルでカッコいいと思ったので購入し、今までのマウスと比べると特徴的なので操作性も含めて紹介したいと思います(`・ω・´)
目次
基本スペック
- 本体サイズ:57mm(W) x 130mm(D) x 14.5mm(H)
- 重量:81.9グラム
- バッテリー:単4電池2本
- 接続:Bluetooth4.0
非常にコンパクトでまとめやすいデザイン

何より特徴的なのがこの見た目。持ち手の部分がすごく薄っぺらいです。
この持ち手の部分は折り曲げれるようになっており、真っ直ぐ伸ばしている時は電源OFF、折り曲げてる時は電源がONになるようになっています。
使い終わったら曲げたマウスを真っ直ぐに戻すだけで電源が切れるので、バッテリーを無駄に消費する必要がなくなります。
今までのマウスだと、マウスの裏側に電源スイッチがありますが、面倒で一々切る必要がありました。
LEDライトでの点灯がないものだと電源がONなのか分かりませんし、基本的に私は付けっ放しにするタイプです。
Bluetooth対応なのでSurface Pro4に一つしかないUSBポートを使わずに済みます。
カーペットの上や粗い面の上でも操作可能

BlueTrack Technologyと呼ばれる技術を搭載しており、カーペットの上などの全然平らじゃない場所でも使う事が出来るようになっています。
ベッドの上にSurfaceを開いても、このマウスであれば何の問題もなく操作出来ます。
ただのマウスだと挙動が変になったりする事が普通なのでこれは有難かったです。
Surface Pro4はあくまでタブレットなのでタブレットとして使う事もありますし、タブレットだったとしてもマウス操作が出来れば痒い所に手が届くというメリットがあります。
ホイール部分になれれば使いやすいこともある
ホイールが平らで指の動きを検知する仕組みとなっており、ホイール動作、スクロール操作、フリック操作に対応しています。
おそらくマウスでフリックということを経験した事がないと思いますが、例えばブラウザだと、どれだけ速くマウスホイールしてもホイールが動いた分しかスクロールしてくれません。
このアークタッチマウスは、スマホでフリックするみたいにサッとスクロールしてあげれば、その動きを検知して、ホイールから指が離れていても、そのフリックのスピードに応じてスクロールしてくれます。
これに慣れると縦に長いページだったとしても簡単に下までたどり着けますし、テキストエディタでも同じように動作させれます。
手が疲れない
今までの丸いマウスだと、軽く握って操作するイメージだと思いますが、このアークタッチマウスだと、握るというより、マウスに手を置く形に近いです。
このマウスだと使う時に折り曲げますが、マウスの下に空洞がで出来るので握る必要がなくなり、指の遊びのスペースが結構出来ます。
これによって親指固定されなくなりますが、これが思ったより疲れがなくなるみたいで、これとマウスパッドを合わせれば結構楽です。
個人の感想ですが、丸いマウスだと親指がだんだん疲れて来ます。それが理由で丸いマウスは基本的に使ってません。
マウスホイールを多用するアクションゲームでは慣れないと難しい
ホイールは非常に癖が強いので、これは普通にゲーミングマウスとか使い慣れたマウスを使うのがいいと思います。
ちょっとした指の動きも検知するので、必要以上に繊細な指裁きが必要になってくるので、これはちょっとストレスになるかもしれません。
私はMinecraftやってる時がつらかったですw
アイテム切り替えにマウスホイールを使うのですが、ちょっと指を動かしただけでアイテムが切り替わってしまうのでなかなか目的のものを選択出来ないという事がよく起きました。
ゲームに関してはこのような事が起きるので、このマウスを使わずにlogicoolの使い慣れた5ボタンマウスを使ってます。
マウスホイールを殆ど使わないゲームの場合は、2ボタンで足りるかどうかご自身とご相談ください。
プログラミングする側としては使いやすい
プログラミングをする事もありますが、プログラミングでは結構使いやすいです。
ソースコードを記述する際はテキストエディタ画面と睨めっこする事が多い他、1ファイルあたり100行~400行、ヘルパー関係でまとめた物だと1500行近くあるものを見ていくので、エディタ画面をスクロールする事が非常に多いです。
検索機能やショートカットキーなどもフル活用はしますが、それでもスクロールした方が早い事が多い事もあり、結構人差し指が疲れます。
このアークタッチマウスだと、フリックが効くので1回強くフリックしただけでかなりの行数を移動出来るので役立っています。
フリックでのスクロール中にマウスクリックしたらその場で止まってくれるので、位置調整も楽です。
私はVisual Studioを使ったネイティブプログラミングが多いのでこのような感想ですが、Unreal EngineやUnityといったゲームエンジンだと、ゲーム画面エディット時のカメラ移動でマウスホイールを多用するので、これは難しいと思います。
マウスボタン数は3ボタンと少なめ
ボタン数は一般的なマウスと同じです。logicool製品等の良くある5ボタンマウスに慣れていたら少し辛いかもしれません。
私はこのアークタッチマウスと5ボタンマウスを使っています。
ブラウザバックに3ボタンマウスにはないボタンを使っているので、アークタッチマウスでも無意識で同じようにブラウザバックしようとして空振りする事がありました。
価格はほかのマウスと比べると高め
個人的に高いです。少し高いではなく、高いです。
薄っぺらくて持ち運びには便利なのですが、5ボタンに慣れた身からすると、3ボタンは厳しいですね。
ただ、今でも使い続けてる理由はあり、この持ち運びの便利さです。
PCの持ち運びにインナーケースを使ってるのですが、小さなポケットに入れても厚みがないので全く出っ張らないのです。
正直これ個人的にかなりうれしいです。
何かに引っかかる事もないですし、取り出して電源を入れて使える状態にするまでの作業も簡単。
この事だけは推していきたいですw
ちなみに使ってるインナーケースはこちらです。13インチでぴったりです。
参考にどうぞ!
注意点
Surface用に作られたアークタッチマウスではトランシーバーは必要なく、Blurtoothのみで動作可能ですが、そうではない普通のアークタッチマウスも存在します。
そちらは専用のナノトランシーバーを接続する必要があり、Surface Pro4に一つしかないUSBポートを使ってしまう事になります。
これは相当な痛手となってしまうので間違えないようにしましょう。
Surfaceモデルでは型番が「E6W-00008」であり、普通のモデルだと「RVF-00062」となっています。
購入を検討している場合はこの型番があっているか確認してから買うようにしましょう。
まとめ

特徴的なアークタッチマウスについて実際に使ってみた感想を良い所、悪い所もアリのまま紹介しました!
少しお高いですが、珍しいもの好きであれば一つ検つしてもいいと思います。
マウスを曲げる時にカチカチと音が鳴るので結構ハマります!
真っ直ぐな状態で曲がる方向に向かって強く降ると電源が入って何か気持ちいいです(笑)